マハティール首相との個人的関係も影響か
イスラム教を国教とするマレーシアとイスラム教国ではないが世界最大のイスラム教徒人口を抱えるインドネシア。両国は共に東南アジア諸国連合(ASEAN)の指導的立場であり、特にベテランの政治指導者であるマハティール首相とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領は個人的にも良好な関係を維持している。こうした背景もアイシャさんの釈放に少なからず影響を与えたとの見方も出ている。
起訴取り下げ要求が却下されたフォン被告は体調を悪くしていることに加え、精神的検査も受けているとされ、そのショックは想像以上に大きいと言われている。
マレーシアでは検察当局、裁判所がなんら理由を明らかにせずにインドネシア人被告の釈放、起訴取り下げ却下を決めたことで、司法への不満や不信もくすぶり始めているという。

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