Deborah Mary Sophia

[4日 ロイター] - 東南アジアの料理宅配・配車大手グラブ・ホールディングスは4日、今年通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。自社の宅配・配車サービスに対する需要を喚起するための販売促進と事業拡大の取り組みが奏功すると見込んでいる。

こうした明るい見通しと、新たな7億5000万ドル規模の自社株買いが好感され、ナスダック市場に上場する同社の株価は時間外取引で上昇した。

グラブは今年通期の売上高予想レンジを従来の40億4000万-41億ドルから41億-41億5000万ドルに引き上げた。LSEGが集計したアナリスト予想は41億2000万ドルとなっていた。

通期の調整後利払い前・税引き前・償却前利益(EBITDA)は従来の7億-7億2000万ドルから7億2000万-7億4000万ドルに上方修正した。

4日発表した今年第2・四半期決算は、売上高が前年同期比22%増の9億9700万ドルとなり、アナリスト予想の9億9080万ドルを上回った。

配車・宅配事業全体の流通取引総額(GMV)は前年同期比21%増の65億ドル。アクティブユーザーの増加がGMVを押し上げた。

グラブは第2・四半期に顧客およびドライバーのインセンティブに7億0600万ドルを投資した。そのうち700万ドル超は燃料費高騰の影響を受けたドライバーの支援に充当した。

グラブは、中東情勢の緊迫化を受けた燃料価格の高騰により節約意識の高まった顧客に照準を合わせて、低価格のサービスや注文をまとめて受け付ける方式を展開している。

同社は900余りの都市で5400万人の顧客にサービスを提供している。

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