Kentaro Okasaka
[東京 4日 ロイター] - 三井物産が4日発表した2027年3月期の第1・四半期(26年4─6月)の連結純利益は前年比53.4%増の2940億円だった。第1・四半期として4年ぶりに最高益を更新した。
通期の連結純利益予想は従来の9200億円を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想の平均値9749億円を下回った。中東情勢の影響も見極めつつ、第2・四半期(7-9月)の決算時に通期予想を見直す予定。
第1・四半期は、米不動産所有・運営事業の再編に伴う資産リサイクル益などを中心に、新規ビジネスなどを手掛ける「イノベーション&コーポレートディベロップメント」部門の通期計画に対する進ちょく率が93%に達し、増益をけん引した。エネルギーは第2・四半期以降に本格的な貢献を見込む。
計画を大きく上回るペースで進ちょくしていることを受け、発行済み株式の2.11%に当たる6000万株・2000億円を上限とする自社株買いを決議したとも発表した。取得期間は5日から来年1月29日まで。全株を消却予定。