[ワシントン 3日 ロイター] - 米議会上院で承認されたジェイ・クレイトン国家情報長官が3日、宣誓を行って就任した。クレイトン氏は議会上院の承認公聴会で、トランプ大統領(共和党)が2020年の大統領選挙で敗北した事実を認定することを拒否。野党民主党の議員は、投票でクレイトン氏の人事に反対していた。

クレイトン氏は発表した声明で「米国民の安全と治安こそがわれわれの指針であり、適切な監督、透明性、そして説明責任を通じて米国民が情報コミュニティー(IC)に完全な信頼を寄せられるよう尽力する」とし、「これには、ICの極めて重要な活動が決して政治的動機のために利用されないようにすることも含まれる」と訴えた。この表現はトランプ氏と支持者たちが、バイデン前大統領(民主党)が権力を乱用して自身を標的にしたと根拠のない主張をする際に用いられている。

ニューヨーク州連邦検事を務めていたクレイトン氏は、米国の18ある情報機関を監督することになる。

ギャバード前国家情報長官が6月に辞任した後、クレイトン氏の就任まで国家情報長官のポストは空席となっていた。ギャバード氏は在任中にトランプ氏の政権公約を推進し、トランプ氏が根拠もなく20年大統領選で不正があったと主張していることに加担して民主党議員らと対立してきた。

共和党が上下両院で過半数を握っていることの是非を問う中間選挙を控え、トランプ氏は「選挙安全対策」を主要な争点と位置づけて取り組みを強化している。しかしながら、投票を巡る詐欺行為はまれだとされている。

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