Steve Gorman
[3日 ロイター] - 米ワシントン州第2の都市スポケーン近郊で3日間にわたって続いている山火事により、少なくとも700棟の建物が焼失し、市内および周辺で数万人が避難を余儀なくされている。当局者が3日に明らかにした。
3件の火災が集中するこの地域は、全米で最優先の消火対象となっている。干ばつに見舞われた太平洋岸北西部ではここ数週間にわたり数十件の大規模な山火事が続いており、広い範囲で大気の質が悪化している。
スポケーン地域の火災は1日に市北部の郊外とその周辺で発生して以来、8000エーカー(約32平方キロ)以上を焼き尽くしている。同市はアイダホ州境に近いロッキー山脈のふもとの西側に位置し、約23万人が暮らす。
現場指揮センターの報道担当者ベンジャミン・コッセル氏によると、3日時点で約6万4000人に即時避難指示が出ており、前日の4000人から大幅に増加した。
少なくとも700棟の建物が焼失し、その大半は住宅地にあった。航空機による赤外線調査では、住宅を含め、さらに約400棟が損壊または焼失した可能性があるという。
火災の原因は現在調査中。
コッセル氏は、これまでのところ死傷者は報告されていないとした上で、火災の勢いが弱まり、捜索隊が入れる被災地が拡大すれば、「今後数日でその状況が変わる可能性が高い」と述べた。