Kentaro Sugiyama
[東京 3日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 156.38/156.41 1.1535/1.1539 180.44/180.45
午前9時現在 157.58/157.60 1.1541/1.1547 181.90/181.92
NY午後5時 157.57/157.60 1.1527/1.1529 182.05/182.08
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の156円前半で推移している。午前は157円後半から2円超急落した場面があったが、ドル売り/円買いが一巡すると程なく156円半ばを回復した。午後は特段の新規材料が見当たらず、追加介入を警戒しながら小動きが続いた。
この日は日米の協調介入がテーマとなった。片山さつき財務相は朝方発表した談話で、7月31日(米国東部時間)に米財務省と協調して円買い介入を実施したと明らかにし、さらなる協調介入を実施することも躊躇しないと強調。続いて三村淳財務官も記者団に「日米通貨同盟の完成形という捉え方をしている」と表明。日本の通貨当局者として「引き続き一切気を緩めることなく対応を続けたい」と語った。
ドル/円は片山氏、三村氏の一連の取材対応が終わった午前9時半頃から下げ足を速めた。157円後半から一時155.20円まで下落し、5月6日以来の安値をつけた。
市場では、春の介入時に達成できなかった155円割れに当局が持ち込めるかどうかに関心が向かっている。
急落局面では、当局による追加介入観測が浮上した。SMBC日興証券の丸山凜途シニア金利・為替ストラテジストは「(午前の下げは)介入かどうかは分からない」としつつ、三村財務官の発言後も相場の反応が鈍かったため、当局が追加介入に踏み切った可能性も否定できない」と語った。
円高進行については、これまで積み上がっていた円売りポジションの巻き戻しが進んだ可能性も指摘された。SMBC日興証券の丸山氏は、中長期的に日本のサービス赤字や対外直接投資の増加など円売り需要につながる構造要因に変化はなく、「介入によって相場の方向感が変わったとは言い難い」と指摘。構造要因を踏まえると大幅な円高局面は想定しづらいと述べた。