Yimou Lee
[台北 3日 ロイター] - 台湾の顧立雄国防部長(国防相)は3日、防衛力を強化するため米インド太平洋軍との軍事交流を深めようとする中で、米国との協力は想像以上に緊密である可能性があると述べた。
顧氏によると、米軍司令部はインド太平洋地域の平和と安全の維持に寄与しており、日本から台湾、フィリピンへと連なる「第1列島線」において台湾が重要な位置を占めていると見なしているという。
顧氏は記者団とのインタビューで、米政府の支援に謝意を示した上で、「われわれの米国との協力関係は、多くの人が想像するよりもはるかに緊密かもしれない」とし、「インド太平洋軍とのあらゆるレベルでの軍事交流と協力を通じて、防衛戦闘能力の強化を続けている」と述べた。
また、対外貿易に依存する中国による台湾の海上封鎖は大きなリスクを伴うとの見方も示し、中国経済が困難に直面している場合は深刻な影響をもたらすほか、厳しい国際的な制裁を招く公算が大きいとの見方を示した。
さらに、封鎖に伴う習近平国家主席にとっての国内政治上のリスクも考慮する必要があるとし、「そのような状況下で、中国の体制が安定を維持できるか、また習氏の統治が保たれるかは非常に大きな課題となるだろう」と語った。