[31日 ロイター] - ヒーリー英財務相は閣僚らに対し、バーナム首相の下で打ち出された新たな歳出計画の財源を確保するため、各省予算の削減を要請した。財務相へのインタビューを基に、タイムズ紙が31日報じた。

ヒーリー氏は10月28日に初の予算案を発表する予定で、前任のリーブス氏から引き継いだ財政規律を順守する方針を示している。

同紙によると、ヒーリー財務相とバーナム首相は全閣僚に連名の書簡を送り、職業技術教育の拡充、地方政府への権限移譲、生活費高騰対策に充てる新たな予算はないと伝えた。

書簡の中でヒーリー氏は「新たな発表はすべて、既存の予算内で賄わなければならない」と断言。「新政権の優先課題に本気で取り組むのであれば、優先順位の見直しにも本気で取り組まねばならない」と記し、「各省には予算内でやりくりし、借り入れを抑え、インフレ抑制に寄与する責任がある」と続けた。

さらに、社会保障費を抑制する必要性にも触れ、予算案での増税の可能性も排除しなかった。

エコノミストは、政権には財政目標達成に向けた余地がほとんどなく、防衛費の増額や社会保障の改善を含むバーナム氏の優先課題は、財政をさらに圧迫する恐れがあると指摘している。

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