Andrew Osborn

[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアの首都モスクワ中心部の高級レストラン近くで1日、女が所持していた手製爆弾が爆発し、少なくとも3人が死亡、21人が負傷したと当局が明らかにした。交流サイト(SNS)上では、ウクライナでの戦争に関連した攻撃だった可能性があるとの未確認の臆測が流れている。

警察によると、爆発は午後8時前にクドリンスカヤ広場の高層ビルに入るイタリア料理店近くで発生した。

ロシアの国家テロ対策委員会(NAK)によると、身元不明の女が即席爆発装置を持って同料理店に入ろうとしたが、警備員に制止された。爆発により、女と警備員、客1人が死亡したという。

RENテレビは2日、関係筋の話として、病院に搬送された2人がその後、負傷が原因で死亡し、死者は5人になったと報じた。ただ、公式には確認されていない。RENテレビによると、6人が引き続き重体という。

モスクワのソビャニン市長は2日、遺族に哀悼の意を表し、犯人は処罰されると表明。「昨日、モスクワで残忍なテロ攻撃が行われた」と述べた。

当局は死傷者や容疑者の氏名を公表していない。SNS上では、ロシア軍高官が標的だったが無事だったとの未確認情報が流れている。

ロシアの軍事系ブロガーらは、今回の攻撃がウクライナによる犯行だと根拠を示さずに主張した。ウクライナ政府はコメントしていない。

ロシア紙コメルサントは、爆弾を所持していた女はそれが爆弾だと知らなかった可能性があり、別の人物が遠隔で起爆させたとの見方を伝えた。

レストランのウェブサイトによると、当日は貸し切りの私的な行事のため店を閉めていたという。

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