[31日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、連邦準備理事会(FRB)の現在の政策金利がインフレ率を低下させるために十分に高いかどうか判断は「極めて際どい」と述べた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が31日に掲載したインタビューで語った。
バーキン総裁は、金融を引き締め、昨年に実施された利下げの一部を巻き戻すことには「十分な根拠がある」と指摘。同時に、物価上昇の影響は経済全体に一様に波及しているわけではなく、部門によってばらつきが見られるとも述べたほか、労働市場が大幅に強化されたとの見方に懐疑的な姿勢も示した。
FRBは28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。据え置きは5会合連続だったが、今回は12人の委員のうち、クリーブランド地区連銀のハマック総裁、ダラス地区連銀のローガン総裁、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が0.25%ポイントの利上げを主張し、金利据え置きに反対票を投じた。
バーキン総裁は、WSJのインタビューで、反対票を投じた3人に自身も加わったかどうかは「分からない」と述べた。
バーキン総裁は今年のFOMCで投票権を持っていない。