[31日 ロイター] - 中国の人工知能(AI)​スタートアップ、ムーンショットAI(月之暗面)が、テクノロジー・電子商取引(EC)大手アリババと約2万基の米エヌビディア製半導体を利用できる契約を結んでいると、ブルームバーグ・ニュースが31日、関係者の話として報じた。

報道によると、ムーンショットの主要出資者の一社であるアリババは、出資先企業に自社のクラウドの利用を求めているという。アリババが提供するエヌビディア半導体クラスターは、ムーンショットのAIモデル「Kimi」の演算能力の主要部分を占めているという。

また、ムーンショットは東南アジア経由でエヌビディアの先端AI半導体「ブラックウェル」にアクセスできる状況にあり、次期AIモデルの訓練に追加の半導体を確保しようとしているという。

エヌビディアの先端半導体に対する米国の輸出規制により、中国企業にとって演算能力へのアクセスは大きな制約となっている。

アリババの広報担当者はロイターに対し、電子メールでの声明で「当社がムーンショットにH200半導体を供給しているとされる件については、全くの根拠がない」と述べた。

ロイターは独自にこの報道を確認できていない。ムーンショットには通常の営業時間外のため連絡が取れなかった。ホワイトハウス、米商務省、エヌビディアはいずれもロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。

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