[チューリヒ 31日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は31日、第2・四半期に257億スイスフラン(318億4000万ドル)の利益を計上したと発表した。金価格の急落による損失を株式相場の上昇が補った。

前年同期の220億フランの赤字から黒字に転換し、第1・四半期の5億フランの赤字からも改善した。

利益はUBSが予想していた190億―240億スイスフランを上回った。

外貨建て資産では、株式の配当や利息収入、値上がり益などにより、399億フランの利益を計上した。一方、第2・四半期に金価格が14%下落したことから、金保有で141億フランの損失を計上した。

UBSのエコノミスト、フロリアン・ゲルマニエ氏は、これらの数字は大規模なバランスシートによって中銀の決算に大きな振れが生じることを示していると指摘した。「中銀はここ数四半期、金価格の上昇から恩恵を受けてきた。現在は上昇が一服しているが、株価の上昇がその影響を十分に補った」と述べた。

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