Mathieu Rosemain
[パリ 31日 ロイター] - 仏金融クレディ・アグリコルが31日発表した第2・四半期決算は、リテール(個人向け)、資産運用、投資銀行業務がけん引し、利益、収入とも予想を上回った。
特別利益を除く株主帰属純利益は1.4%増の20億5000万ユーロ(24億ドル)。クレディ・アグリコルがまとめたアナリスト予想(約19億ユーロ)を上回った。
収入は7.7%増の73億6000万ユーロで、こちらも予想を上回った。営業費用は4.6%増の38億7000万ユーロ。
投資銀行部門は、仕組株や株式業務が好調で4.4%増収。債券・為替・商品(FICC)取引部門はほぼ横ばいだった。
フランスでは、リテール銀行部門のLCLが純金利収入の継続的な回復の恩恵を受けたほか、グループのイタリアのリテール事業も成長を記録した。
クレディ・アグリコルにとってイタリアは2番目の市場で、戦略の中心となっている。イタリアの銀行業界は再編が続行中で、クレディ・アグリコルも最近、バンコBPMへの出資比率を29.3%に引き上げた。
保有比率の引き上げにより、中核的自己資本(CET1)比率は前四半期から33ベーシスポイント(bp)下がり11.3%となったものの、第3・四半期以降、四半期利益に約1億5000万ユーロ寄与すると見込んでいる。
オリビエ・ガバルダ最高経営責任者(CEO)は、クレディ・アグリコルが30%近い株式を保有するイタリアのバンコBPMとモンテ・デイ・パスキ(MPS)の統合協議報道を「事実ではない」と否定した。