Atsuko Aoyama

[東京 31日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 160.60/160.61 1.1505/1.1507 184.79/184.80

午前9時現在 160.17/160.20 1.1522/1.1524 184.58/184.59

NY午後5時 159.51/159.56 1.1526/1.1529 183.87/183.95

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から1円ほどドル高/円安の160円半ばで取引されている。実需を中心にドル買い需要が旺盛で、為替介入などで急落した前日の半値戻しとなったが、追加介入への警戒感もくすぶっている。日銀の政策金利据え置きは予想通りで値動きは限られたものの、植田和男総裁の会見での発言に注目が高まっている。

ドルは朝方から買いが優勢に推移し、160円台をあっさり回復。仲値公示にかけて160円後半に上昇した後は上げ一服となった。日銀の決定発表でやや円売り方向に振れたものの、値幅は限定的だった。

日銀の展望リポートの中では利上げ路線は確認できるものの、「利上げのスピード感はあまり読み取れない」(三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長)との声がある。植田総裁の会見では利上げペースにどこまで言及できるかが注目点になるという。

ロイターは、政府・日銀が30日のニューヨーク外国為替市場で円買い・ドル売り介入を実施したと報じた。介入の可能性にベセント米財務長官が言及し、「円がとても過小評価されている」との見解も示した。米通貨当局が介入の前段階となる「レートチェック」を実施したとの報道もある。

介入などを実施してもドル高/円安の傾向は止められないものの、当局の狙いはファンダメンタルズが多少転換するまでの「時間稼ぎ」(三菱UFJ信託銀の酒井氏)にあるとの見方は少なくない。今後短期間で円売りが進行するようであれば追加の介入が実施されるとの警戒感も残っている。

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