Colleen Howe
[北京 30日 ロイター] - 世界最大の石炭消費国である中国で、1─6月の発電量に占める石炭火力の割合が初めて50%を下回った。当局者が明らかにした。中国は再生可能エネルギーの利用拡大を進めている。
国家能源局の発展・計画部門の統括担当者が記者会見で、電源構成に占める石炭の割合は49.7%だったと明らかにした。同局のこれまでの統計によると、同比率は2016年には65.5%だった。
再生可能エネルギーの割合は41.2%に拡大し、初めて40%を上回った。このうち風力と太陽光が24.6%を占めた。20年時点では9.7%だった。残りは天然ガスと原子力が構成している。
ただアナリストは、割合は縮小しているものの、電力需要が急速に伸びているため、26年の石炭使用量は前年を上回る可能性があるとみている。中国では電気自動車(EV)への切り替えが進み、人工知能(AI)向けデータセンターの建設が拡大しているほか、輸出も伸び続けている。政府は石炭消費のピークを遅くとも30年までとする目標を掲げている。