Ricardo Brito

[サンパウロ 30日 ロイター] - ブラジル最高裁は、ルラ大統領の息子ファビオ・ルイス・ルラ・ダ・シルバ氏がロビイストと保健省の取引を巡り不適切な便宜を図った疑いについて、連邦警察による捜査を認めた。決定について直接知る関係者2人が明らかにした。

連邦警察は先週、ファビオ・ルイス氏について、実業家アントニオ・カルロス・カミロ・アントゥネス氏のために影響力を行使し汚職に関与した疑いがあるとして、捜査開始の許可を求めていた。

関係者の1人によると、大麻由来の「カンナビジオール(CBD)」を成分とする医薬品を巡る政府取引に絡み、ファビオ・ルイス氏がアントゥネス氏の事業に保健省当局者へのアクセスを提供する手助けをしたかどうかが捜査の焦点の一つとなる見通し。

ルラ大統領は30日のインタビューで、息子は他の一般市民と同様に捜査され、特別扱いはされないと言明。ポッドキャスト番組で「息子を守るために自分の地位を利用するつもりはない」と語り、捜査に介入しないと明言した。

連邦警察関係者によると、ファビオ・ルイス氏に対する捜査はまだ正式には開始されていない。

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