Atsuko Aoyama
[東京 31日 ロイター] - 午前のドルは159円半ばから160円後半へ上昇した。日本政府による為替介入などで前日は一時157円台へと急落したが、午前中は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控える中、その下落の半値戻し水準までドル買いが進んだ。正午過ぎに結果が発表された日銀会合は事前の予想通りの結果となり値動きは限られたが、利上げ票が1票にとどまったことで今後、日銀が利上げに慎重になるとの指摘も聞かれた。
・実需は買い一辺倒、実需フローが相場押し上げとの声
・仲値公示後は買い一服
・ドル160.80円近辺が前日の急落の半値戻し、日銀決定後に160.90円まで上昇
・三村淳財務官、米国から「精神的支援超える支援」
・円は過小評価とベセント米財務長官も言及
<SBIFXトレードの上田真理人社長>
「日銀の利上げ票は2票はあると予想していた。国内での先端拠点となる熊本県の地震の影響もあり、(今回利上げ票を投じた)高田創委員以外の委員が次回の会合でも慎重姿勢になる可能性がある」
「円売りが加速するかどうか、植田和男日銀総裁がこの後行う会見が注目。追加介入への警戒はあるが、よほど明確な9月利上げの示唆などがない限り、積極的にドル売り/円買いを進める理由もない」