Maki Shiraki
[東京 31日 ロイター] - デンソーが31日に発表した2026年4─6月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比14.4%減の678億円だった。電動化・知能化製品の拡販などで売り上げは増えたものの、部材費高騰や成長投資などが利益を圧迫した。
27年3月期通期の連結業績予想は、為替の影響を織り込み、売上収益を従来の7兆6700億円から7兆7500億円に上方修正した。一方、純利益は従来予想の3820億円を維持した。会社の純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト20人の予想平均値4246億円に届かなかった。
28日に発生した熊本地震による影響について、前田聖司・経営管理本部長は会見で、「全体としてデンソーとしての生産においての影響はない状態」と説明した。グループの中で「非常に震源地に近いところに構えている会社もある」としたほか、自社の仕入先・取引先が九州には30社ほどあり、現時点では「影響がないと確認できているのが16社、影響を確認中が13社、影響があるのは1社という内訳になっている」と話した。