[31日 ロイター] - 英金融大手HSBCは31日、オーストラリアの住宅ローンおよび個人向け融資のポートフォリオを米投資大手ブラックストーンに360億豪ドル(253億米ドル)で売却すると発表した。

規制・競争当局の承認が得られれば、2027年上半期に取引が完了する見通し。HSBCはオーストラリアのリテール金融事業から段階的に撤退する。

売却するポートフォリオはブラックストーン関連企業が運用するファンドが完全保有する特別目的会社(SPC)のバーゴ・ビッドコー(Virgo BidCo)が取得する。

HSBCは世界金融危機以降、世界的に事業縮小を進めており、フランスやギリシャ、カナダなどでリターンの低いリテール金融事業から撤退している。

2024年9月に就任したジョルジュ・エレデリー最高経営責任者(CEO)は事業の簡素化とリターン向上を進めており、オーストラリアのリテール金融事業からの撤退はその一環となる。

HSBCは、オーストラリアとニュージーランドで法人金融および機関投資家向け銀行業務への投資は継続すると表明した。

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