[シンガポール 31日 ロイター] - 31日午前のソウル株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は一時16%急伸した。世界的に半導体株に買いが戻ったことで、このところの急落から持ち直した。

KOSPIは0115GMT(日本時間午前10時15分)時点で919.07ポイント(16.43%)高の6512.63。3営業日続落し4月7日以来の安値を付けた後、反発した。

サムスン電子は一時26.3%、SKハイニックスは29.7%それぞれ上昇し、両社とも1日の上昇率として過去最大を記録する見通し。両社はKOSPIの時価総額の半分超を占める。

前日の米国市場ではフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が8%超急騰。半導体大手マイクロン・テクノロジーが18%上昇したほか、好調な決算を発表したマイクロソフトも15%急伸し、人工知能(AI)投資の見通しに対する市場の信頼感が高まった。

他のアジア市場でも、ハイテク銘柄の比重が高い指数が軒並み急伸した。

この上昇率を維持できれば、KOSPIは1日として過去最大の上昇となる。ただ、KOSPIは依然として不安定で、6月下旬に付けた高値からは30%超下落している。月間ベースでは25%近い下落となる見通しで、下げ幅は1997年のアジア通貨危機以来の大きさとなる。

韓国政府は今週、市場の混乱を招いたレバレッジ商品を規制する新たな措置を発表したが、アナリストらは、相場急落を受けて急上昇するボラティリティーを抑えるには不十分な可能性があると指摘する。

キウム証券のアナリスト、ハン・ジヨン氏は「最近の市場下落による損失をレバレッジ取引で取り戻そうとする投資家心理があることは懸念材料だ」と述べた。

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