David Shepardson

[ワシントン 30日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニー傘下の放送局ABCは30日、連邦通信委員会(FCC)が同ネットワークの放送免許取り消しをちらつかせていることについて、政権の気に入らない放送内容を巡る前例のない威圧行為の一環だと主張した。

ディズニーが保有するABCの8局の放送免許審査を前倒しで実施するというFCCによる決定はほぼ前例がなく、他のメディア企業に対する政府の警告だと指摘した。

提出文書で「ABCへの報復は、国内のあらゆるメディア企業に対するシグナルだ。報道がどうあるべきかについての政権の見解を受け入れるか、さもなければ代償を払うことになる」とし、FCCの狙いは「当局の報復を恐れて自由に報道できないメディア業界」をつくることだと述べた。

8局の免許更新は当初、2028年10月以降に審査される予定だったにもかかわらず、FCCのカー委員長は今年4月、前倒しで審査を実施する命令を出した。FCCが前倒しの審査を命じたのは50年超ぶりとなった。

カー氏は最終的な意見提出期限である8月5日以降に判断を示す可能性がある。

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