Jana Choukeir Feras Dalatey
[ベイルート 2日 ロイター] - シリアのシャイバニ外相は2日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラについて、必要なら会談に応じる用意があると述べた。レバノン国営通信が報じた。
シャイバニ氏はレバノンの首都ベイルートを訪問し、アウン大統領のほか、ヒズボラと近い関係にあるベリ国民議会議長らと会談した。同外相のレバノン訪問は、トランプ米大統領がシリア軍によるレバノンでのヒズボラ掃討の可能性に言及して以降初めて。
シリアのシャラア暫定大統領はこれまで、同国がレバノンに部隊を派遣するとの見方について、うわさだとして否定してきた。
現在シリアを率いる元反体制派は、ヒズボラがアサド前政権を支援するため戦闘員をシリアに派遣していた間、長年にわたり同組織と交戦してきた経緯がある。
権力を掌握した現在は、14年に及ぶ内戦からまだ回復途上にあるシリアの相対的な安定を維持するため、同盟関係や軍事行動を慎重に調整する必要がある。
アウン大統領の事務所によると、シャラア氏はシリアがレバノンの内政に肩入れしないと確約した。
シャイバニ氏は国営通信NNAに対し、レバノン側との協議で「ヒズボラ問題」は取り上げられなかったとしつつも、同組織との会談に応じる用意があると述べた。