Abhirami G

[2日 ロイター] - 米マイクロソフト(MS)や新興通信企業ライトストームなどでつくる企業連合は2日、インドとマレーシア、シンガポールを結ぶ新たな海底ケーブルを敷設する計画を発表した。世界で最も急成長するデータ市場の一つであるインドでは、IT各社がAI(人工知能)とクラウドのインフラ拡張を競っている。

企業連合にはインドのタタ・コミュニケーションズ、シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)、シンガポールのアセアン・ケーブルシップ、日本のNECも参加している。AI、クラウド、ハイパースケール(大規模データセンター)の処理需要に対応するため、「I─2SEA」ケーブルを敷設する。

投資規模を含む詳細は明らかにされていない。

ケーブルは全長3600キロメートルで、インド南部アンドラプラデシュ州マチリパトナムに陸揚げ局を設置する。同州ではメタ・プラットフォームズとアルファベットがデータセンター建設を発表している。

ライトストーム・グループのアマジット・グプタ最高経営責任者(CEO)兼マネジングディレクターはロイターのインタビューで、稼働開始は2029年第4・四半期の見通しだと語った。

同社は現在、地上の光ファイバー網でインド国内19のAI・クラウド拠点を結んでおり、新ネットワーク稼働後は29に増える見込みという。

マッコーリー・エクイティ・リサーチが25年10月に公表したリポートによると、インドで稼働中のデータセンター容量は建設中のプロジェクトを踏まえると、現在の1.4ギガワットから27年までに倍増する可能性がある。また、計画されているプロジェクトが前倒しで進めば、30年までに5倍に拡大する可能性もある。

一方、グプタ氏はライトストームが27年半ばにインドで株式上場する計画だと述べた。詳細は明らかにしなかった。報道によると、同社は26年3月時点で最大15億ドルの評価額を目指していた。

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