Caroline Valetkevitch
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種が1%超上昇し、終値での最高値を更新した。連休を控え、4週連続の上昇となった。市場予想を下回る米雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げに動くとの懸念が和らいだ。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は半導体株の下げを背景に下落して終了。S&P総合500種はほぼ横ばいだった。ただ、両指数も週間ベースでは上昇した。週間ではダウが約2%、S&P500種が1.8%、ナスダックが2.1%それぞれ上昇した。ダウの週間での上昇は2024年10月以来最長。米市場は3日、独立記念日の振り替え休日のため休場となる。
米労働省が2日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は5万7000人増加と、エコノミスト予想(11万人増)を大幅に下回った。
CMEのフェドウオッチによると、統計を受けてFRBの利上げ観測は後退。9月会合での利上げ確率は64.1%から55%に低下した。
50パーク・インベストメンツのアダム・サーハン最高経営責任者(CEO)は今回の雇用統計について、「インフレ懸念がなくなったことを意味するものではない。FRBが短期的に利上げを迫られる圧力を和らげるだけだ」と述べた。
アップルは4.8%上昇し、主要3指数を下支えした。日経アジアは、アップルが新型「iPhone」を5機種投入する計画だと報じた。
フィラデルフィア半導体指数は5.4%安と、2日連続で大きく下落した。
グラナイト・ウェルス・マネジメントのマネジングディレクター、ブルース・ザロ氏は、投資家が年初来の半導体株の大幅高を受けて利益確定売りに動いているとみられると指摘した。半導体指数は年初来では依然として約78%上昇している。
電気自動車(EV)大手テスラは7.5%下落した。第2・四半期の納車台数が予想を上回ったものの、データ発表を前に今週急伸していた。
その他の銘柄では、ベンディング・スプーンズが11.3%安。動画共有サービス「Vimeo」を傘下に持つ同社は前日、ナスダック上場初日に40%上昇していた。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.42対1の比率で上回った。ナスダックでは1.05対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は199億2000万株。直近20営業日の平均は233億4000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52900.0 +594.8 +1.14 52395.2 52903. 52395.2
7 3 2 85 2
前営業日終値 52305.2
4
ナスダック総合 25832.6 -207.3 -0.80 26047.3 26261. 25630.5
7 6 8 09 1
前営業日終値 26040.0
3
S&P総合500種 7483.24 +0.01 +0.00 7495.14 7540.7 7427.55
5
前営業日終値 7483.23
ダウ輸送株20種 22015.1 +55.35 +0.25
1
ダウ公共株15種 1161.71 +26.13 +2.30
フィラデルフィア半導体 12626.2 -727.0 -5.45
2 6
VIX指数 16.15 -0.44 -2.65
S&P一般消費財 1907.24 -15.57 -0.81
S&P素材 653.53 +13.34 +2.08
S&P工業 1557.02 +4.88 +0.31
S&P主要消費財 942.10 +22.15 +2.41
S&P金融 926.25 +14.40 +1.58
S&P不動産 283.84 +3.35 +1.20
S&Pエネルギー 813.35 +6.90 +0.86
S&Pヘルスケア 1912.04 +50.23 +2.70
S&P通信サービス 462.41 -3.89 -0.83
S&P情報技術 6566.46 -97.07 -1.46
S&P公益事業 464.97 +10.30 +2.27
NYSE出来高 14.10億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 68420 - 440 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 68325 - 535 大阪比