[1日 ロイター] - ロシア連邦統計局(ロスタット)は1日、同国が実効支配するクリミア半島の最大都市セバストポリのガソリン価格がここ1週間で30%急騰したと明らかにした。同地域は燃料不足に見舞われている。
ロシアが2014年に一方的に併合したクリミアでは、ウクライナがロシアの軍事行動に打撃を与える作戦の一環として補給路を攻撃している。
これに伴う燃料不足に対処するため、現地当局は一般ドライバー向けの燃料販売を停止したほか、公共交通機関の運行時間やカフェの営業時間を短縮した。
ロイターの試算によると、ロシアの一部地域ではガソリンの小売価格が欧州最高の水準に達し、米国の2倍にも達している。
ロスタットによると、ロシアの平均ガソリン価格は先週時点で1リットル当たり72.38ルーブル(0.934ドル)だったが、ロイターの取材では、不足に見舞われている地域の一部ガソリンスタンドでは2.42ドル、1ガロン当たりでは9ドルとなっていた。これは、1ガロン最高9.70ドルとなったスイスを含め、欧州で最も高い水準に匹敵する。