<店員がアラビア語を話したことに腹を立てた男の動画が全米に拡散している>

テキサス州ダラスにある米百貨店大手メイシーズで、白人の男性がアラブ人差別の言葉を連発する様子を映した動画がツイッターに投稿され、再生回数が300万回を超える騒ぎになっている。

きっかけは些細なことだった。クリスマスイブのこの日、マイケルコースの店で女物のバッグを購入した男性は、プレゼント用の包装を要望した。特別な包装は有料で、しかも別の階に行かなければできないと断られてから男性は苛立ちはじめた、とヤフー・ライフスタイルは報じる。

その後男性は、ショップの女性店長がレジ奥にいた従業員とアラビア語で会話したことに陰口を叩かれたかのように腹を立て、「英語で話せ」「自分の国に帰れ」と悪態をつき始めた。周囲に集まった買い物客が男性を非難すると、「私がいるのはアメリカだ。英語を話してくれ、と頼んだだけだ」と言い張った。

ツイッターのこの動画を撮影したリッキー(@rickyy_____)によると、男性はずっと態度が悪かった。だが男性が人種差別的なことを言い始めると、客が周りに集まり始めたという。

英語に訛りのある女性店長の味方をする客と、彼らにも「アラブ人と民主党員はみんな国に帰れ」と毒づく男性の動画は、その日の午後にツイッターに投稿され、今も拡散中だ。

「いったいどこまでアラブ人が増えるかわかったもんじゃない」と、男性は言った。「アラブ人」に加勢する客たちのことは「スノーフレーク」(左派に対する蔑称)と罵った。

口論に割って入った男性客は、すべてがテレビのリアリティ番組かドッキリ番組だったらよかったのに、と言った。彼が男に、アラビア語が分からないのになぜ店長と従業員が男性の陰口を言っていたと分かるのか尋ねると、男は「それは分からない」と言ったという。

(翻訳:河原里香)

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