ところがアレクサに同じ質問をしたところ、なぜか「キヌアとブラックビーンのハンバーガー」なるものを勧めてきて、材料リストを一気に読み上げ、残りのレシピはスマートフォンのアレクサのアプリに送ると言われる始末。もっと分かりやすくレシピを提示させたければ、事前に専用のスキルを探しておかなければならない。

何を使うにせよ、人間の言うこと全てを理解するとか、どんな質問にも答えるといった多大な期待を寄せるのはNG。AIの限界を理解し、その枠内で使いこなすことが大事なのだ。

私の家族はアレクサにグーグルほどの期待を寄せるのをやめてしまった。「ちょっとよく分からなかったです。ごめんなさい」と返されそうな複雑な質問はせず、ただアレクサにできると分かっていることだけをやらせる、という具合だ。何か新しいことをやらせたいときは、目的に合ったスキルがあるか......グーグルで探している。

<本誌2018年12月25日号掲載>

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