[ソウル 7日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正氏は、核保有国としての地位を決して後退させることはないと述べ、いかなる脅威も容認しないと警告した。米中首脳が北朝鮮の非核化を確認したとの米国の主張は「虚偽」だと指摘した。朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。8日には中国の習近平国家主席が訪朝し、首脳会談が行われる予定。
習氏の訪朝は7年ぶりで、唯一、正式な防衛条約を結んでいる北朝鮮との関係強化を図るとみられる。
金与正氏は、習氏とトランプ米大統領が5月の首脳会談で北朝鮮の非核化を共通目標として確認したとの米側の主張を「虚偽」だとし、北朝鮮はこの主張に関して「最も正確な情報を持っている」と述べた。
その上で「国家元首が宣言した、自衛的な核戦争抑止力を継続的に強化するという政策は、無条件で執行されなければならない不可逆的かつ最終的な結論だ」と表明した。
今週初めには、金総書記が新たに稼働した核物質生産施設を視察し、核兵器の「飛躍的」な増強を指示したと報じられている。