Emily Green
[5日 ロイター] - 間もなく開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)に出場するイラン代表選手らに対し、米国入国のためのビザが発給された。ホワイトハウス当局者が明らかにした。
ロサンゼルスでの初戦まで10日と迫る中、米国とイランの間で紛争が続く異例の状況下での発給となる。
イランのパサンディデ駐メキシコ大使は5日遅く、代表チームはまだ米国のビザを取得していないと述べていたが、米当局者はその後の夜間に発給されたと説明した。
ただ、イラン半国営ファルス通信は5日、米国がイラン代表のテクニカルスタッフや運営スタッフの一部に対しては、まだビザが発給されていないと報じた。情報源を明示せず、「スタッフの一部に対するビザについては、米国大使館はこれまでのところ発給を拒否している」と伝えた。
イランはビザ問題に加え、米国内での代表チームの滞在をできるだけ最小限に抑えるべきだとの国内世論の高まりを受け、大会期間中の代表チーム拠点をアリゾナ州トゥーソンから米国境に近いメキシコのティフアナに移すと発表した。
1次リーグG組のイランは6月15日のニュージーランド戦と21日のベルギー戦をロサンゼルスで行い、26日にエジプトとシアトルで対戦する。1930年の第1回大会以来、開催国が交戦中の国を受け入れるW杯は今回が初めてとなる。