[5日 ロイター] - トルコ政府が5日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前月比1.71%、前年同月比32.61%上昇した。ロイターがまとめたインフレ率予想は、前月比1.63%、前年同月比32.50%だった。米イラン交戦に伴うエネルギー価格の高騰が響いた。

トルコのシムシェキ財務相は「地政学的リスクやエネルギー価格の変動がインフレ見通しに引き続き圧力をかけているものの、対策を講じたことで影響を抑えている」と交流サイト(SNS)Xに投稿した。インフレ鈍化への見方が後退しており、一部のアナリストは、トルコ中央銀行が来週の会合で利上げを検討する可能性があると見ている。

市場予想では、2026年末の年間インフレ率は29%。やや鈍化しているものの、中銀の見通しを上回っている。

トルコ中銀は5月、イラン交戦による短期的なインフレの影響は引き続き「顕著」との見通しを示し、年末までのインフレ目標を24%と、従来の16%から引き上げた。中銀は4月、利上げ観測が一部であった中、政策金利を2会合連続で据え置いた。

シティグループはリポートで、最近の物価動向は、中銀のインフレ報告で予測されたよりも厳しい見通しを示していると指摘した。

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