Joey Roulette
[ワシントン 5日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は5日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士に対し、ロシア人乗組員が同国側区画で悪化している空気漏れの修復を行っている間、宇宙飛行士が緊急脱出に備え、約2時間退避したと明らかにした。
NASA当局者によると、ISSに滞在中のNASA「クルー12」ミッションに参加している宇宙飛行士4人(米国人2人、フランス人1人、ロシア人1人)は、東部時間1日午前9時4分(日本時間午後10時4分)、NASAの管制センターから、ISSにドッキングしている宇宙船「クルードラゴン」に乗り込み、緊急避難が必要になった場合に備えて宇宙服を着用するよう指示を受けた。空気漏れのリスク評価後、退避指示は撤回されたという。
NASAとロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは、サッカー場ほどの大きさを持つ軌道上実験施設の重要構造物であるロシアのサービスモジュール「ズベズダ」で発生した小さな空気漏れの原因と対処法について、数カ月にわたり議論を続けてきた。
NASA高官によると、空気漏れはここ数カ月は比較的軽微だったが、1日に1日当たり1ポンドから2ポンドに増加したという。