Joyce Lee

[ソウル 3日 ロイター] - 米韓両国は今週、トランプ米大統領と韓国の李在明大統領が昨年合意した安全保障に関する共同ファクトシートに基づき、原子力協力を巡る初の協議を行った。韓国政府が3日明らかにした。

韓国外務省によると、同国の代表団は朴潤柱・外務第1次官、米国側はフッカー国務次官がそれぞれ率いた。

同省は以前の発表で、2日と3日の協議では、原子力潜水艦の建造計画を支えるために韓国が求めているウラン濃縮および使用済み核燃料再処理の権限拡大について協議が行われるとしていた。

同省報道官は2日のブリーフィングで、協議の議題には「濃縮および再処理権の拡大問題」と「原潜の問題」の双方が含まれると説明。濃縮・再処理に関する議論は既存の原子力協定の改定に関連しており、「純粋に民生・商業目的」のものだと述べた。

一方、原潜については「原子力の軍事利用に関わるため、米国のエネルギー法に基づき、別途の合意が必要になる」とした。

同省は3日、両国ができるだけ早期に実質的な成果を出すことを目指し、年内に進展を点検する枠組みを設け、今後の協議を加速させることで一致したと明らかにした。

共同ファクトシートでは、米国が平和利用を目的とした韓国の民生用ウラン濃縮および使用済み燃料の再処理につながるプロセスを支持するとしていた。また、米国が韓国による原潜建造を承認したとし、燃料調達などの要件について韓国と協力するとしている。

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