[ワシントン 3日 ロイター] - ルビオ米国務長官は3日、共同防衛のためにデンマーク自治領グリーンランドを利用することについて、デンマークおよびグリーンランドとの協議が「順調に進んでいる」との認識を示した。
下院外交委員会の公聴会で、デラウェア州選出のサラ・マクブライド議員が「グリーンランドがデンマークの一部であることはご承知のことと思うが?」と問いかけたのに対し、ルビオ氏は「今のところは」と応じた。
トランプ大統領は、米国によるグリーンランド領有を繰り返し主張。米国とデンマークの間で緊張が生じ、欧州全体にも波紋が広がった。ただ問題はその後、外交ルートでの協議に移っている。
マクブライド氏は「NATO(北大西洋条約機構)を防衛するために、米国がNATO域内の土地を所有する必要があるのか」と問いただすと、ルビオ氏は「われわれは現在、われわれ全ての共同防衛のためにグリーンランドを利用することについて、グリーンランドおよびデンマークと協議している。ミサイル防衛の要であり、今まさにその協議を進めている。現時点では順調だと考えている」と答えた。
さらに、協議は毎月続けられており「いずれかの時点で、良い知らせを伝えられると思う」と語った。