[3日 ロイター] - レバノンとイスラエルは3日、停戦を実施することで再び合意した。ワシントンでの交渉を経て、米国務省が3日に発表した米国との共同声明で明らかになった。

停戦の発効は、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラによる完全な攻撃停止と、リタニ川以南地域からの全戦闘員の撤退が条件となる。

声明で「両国は米国の助言の下、国家以外のあらゆる主体を排除してレバノン国軍が同地域を排他的に管理する『パイロットゾーン(試験区域)』の設置を速やかに進めることでも合意した」と明らかにした。

イスラエルとレバノンは4月にも敵対行為の停止で合意し、5月に延長されたが、戦闘行為は続いていた。

レバノン治安筋によると、3日のイスラエルによる無人機(ドローン)攻撃で、レバノン南部で少なくとも6人が死亡したほか、ベイルート南方で車両が標的となった。イスラエルはヒズボラが発射したとみられる飛翔体を迎撃したとしている。

米国の仲介で1日に発表された合意を受け、イスラエルはヒズボラの支配下にあるベイルート南郊への攻撃を控え、ヒズボラ側も越境攻撃を停止していた。

イスラエルは3月、イラン支援のために越境攻撃を行っていたヒズボラの掃討を目的にレバノンに侵攻した。

イランは、紛争終結に向けた合意について、レバノンも停戦の対象に含めない限り応じないとの立場を示している。

3日の声明によると、レバノンとイスラエルは信頼醸成とその他の懸案事項の解決に向け、直接交渉を継続することでも合意した。両国は包括的な合意を目指し、今月22日の週に政治・安全保障関連の協議を再開するという。

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