Michael Martina Ju-min Park Ben Blanchard
[ワシントン/北京/台北 4日 ロイター] - ルビオ米国務長官は3日、中国による検閲をもってしても、1989年に北京の天安門広場で平和的なデモ隊に対して行われた武力弾圧の記憶を消し去ることはできないと述べた。事件から37年になるのを前に声明を発表した。
声明は事件に関するルビオ氏の過去の発言とおおむね同じ内容だった。米国の国務長官が天安門事件の発生日に合わせて声明を出すのは慣例で、しばしば中国政府の反発を招いてきた。
ルビオ氏は声明で「6月4日、中国共産党が軍に対し、天安門広場とその周辺で数千人の平和的なデモ隊を攻撃するよう命じてから、37年となる」と述べた。
「いかなる検閲も過去を消し去ることはできない。表現の自由と平和的集会という、奪うことのできない権利を守るために犠牲となった人々は、いつの日かその正しさが証明されるだろう」と語った。
中国では、天安門事件への言及はタブーとされ、厳しく検閲されている。
中国外務省の毛寧報道官は記者会見で、中国政府は「1980年代後半に発生した政治的混乱」について、既に「明確な結論」に達していると述べ、従来の立場を改めて示した。
ルビオ氏の声明について「米国が歴史的事実をゆがめ、中国の政治体制や発展の道を中傷していることに対し、中国は強い不満と断固たる反対を表明する」と述べた。米国が民主主義や人権を「口実」に中国の内政に干渉していると非難し、「中国の特色ある社会主義の道」の正当性を主張した。