Anhata Rooprai Zaheer Kachwala

[3日 ロイター] - 米半導体大手ブロードコムが3日発表した第2・四半期(2─4月)決算は、売上高が市場予想を下回った。特注(カスタム)半導体市場での競争激化が、人工知能(AI)向け半導体の収益を圧迫した。

株価は時間外取引で11%超下落した。

売上高は221億9000万ドル。市場予想は222億7000万ドルだった。

AIモデルがユーザーの質問に応答する処理である「推論」の需要急増により、特注半導体は業界にとって不可欠なものとなり、先端プロセッサーの受注増加と競争激化につながっている。

ディレクシオンのシニアバイスプレジデント(プロダクト・戦‌略担当)、ライアン・リー氏は「きょうの売上高未達と引け後の株価下落は、半導体株の上昇相場が続くには市場が完璧な内容を求めていることを示している」と述べた。

それでもなお、ブロードコムはAI競争における最大の受益者の1社で、メタ・プラットフォームズやアルファベット傘下グーグルといったハイパースケーラー向けに特注半導体を開発してきた。

ブロードコムは第3・四半期の売上高について、約294億ドルになるとの見通しを示した。LSEGがまとめたアナリストの予想平均(285億4000万ドル)を上回った。

ホック・タン最高経営責任者(CEO)は「第3・四半期のAI向け半導体売上高は前年同期比200%超増の160億ドルになると見込んでいる」と述べた。

この数字はビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の163億6000万ドルを下回る。

タン氏は「第2・四半期のAI向け半導体売上高は108億ドルと前年同期比143%増加し、当社予想を上回った。特注AIアクセラレーターとAIネットワーキングの需要拡大が押し上げた」と述べた。

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