[3日 ロイター] - 中国の新興人工知能(AI)企業ディープシークは初の資金調達ラウンドで、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)や寧徳時代新能源科技(CATL)を含む投資家から約500億元(74億ドル)を調達する見通しだ。複数の関係筋が明らかにした。

今回の資金調達ラウンドは、外部資本を求めないというディープシークの長年の戦略からの転換を意味する。投資後の同社の評価額は3500億─4000億元(520億─590億ドル)になる可能性があるという。

中国の民間テクノロジー企業の資金調達としては最大級となるが、米アンソロピックが先月調達した650億ドルや、米オープンAIが3月に調達した1220億ドルを下回る。

<テンセントとCATLが最大の外部投資家に>

関係筋はディープシークの創業者、梁文鋒氏が、今回の資金調達ラウンドで自己資金200億元を投じることを確約したと明らかにした。ネットサービス大手のテンセントは100億元、車載電池大手のCATLは50億元の出資を検討しており、これにより両社は最大の外部投資家となる見通しだと述べた。

関係筋はディープシークが中国の国家AIファンド、ゲーム開発会社の網易(ネットイース)、電子商取引大手の京東集団(JDドット・コム)とも最終協議中で、予定されている投資家の数は10社未満との見通しを示した。香港に本社を置くIDGキャピタルとモノリス・マネジメントも出資者の候補に挙がっていると語った

ディープシークは数週間以内に今回の資金調達ラウンドを完了する見通しだが、財務の詳細や投資家の顔ぶれは変わる可能性があるという。

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