[ニューヨーク 2日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米・イランのホルムズ海峡再開に向けた合意の進展の兆候が注視される中、ドルは狭いレンジで推移した。
トランプ米大統領は2日、米国とイランの協議は継続的に行われていると述べ、両国が数日前に対話を停止したとする報道を否定した。こうした中、原油価格はこの日も上昇。投資家はイラン戦争の終結を巡る進展の報道を慎重に受け止めているとみられる。
コーペイのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏はリサーチノートで「米イラン交渉が進展せず、5日に発表される雇用統計が米経済の底堅さを裏付ければ、ドルは週を通じて勢いを増す可能性がある」と指摘した。
雇用関連指標では、米労働省が発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は前月から73万1000件増の761万8000件と、2024年5月以来の高水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は688万件だった。
主要通貨に対するドル指数は0.046%高の99.216。同指数は5月15日以降、概ね98.9─99.5の狭いレンジで推移している。
円は対ドルで159.920円と弱含み。日本の政府・日銀が為替介入に動く可能性のある水準とみられている1ドル=160円に接近した。 片山さつき財務相は2日の閣議後会見で、為替円安に対し「必要に応じていつでも適切に対応する」と述べた。
ユーロは0.03%安の1.1629ドル。欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が3.2%で、前月の3.0%から加速した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは5.8%安の6万7213.42ドルと、4月以降の安値を付けた。
ドル/円 NY午後3時 159.89/159.92
始値 159.71
高値 159.98
安値 159.72
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1628/1.1629
始値 1.1643
高値 1.1655
安値 1.1614