[モスクワ 29日 ロイター] - ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長(前大統領)は29日、欧州指導者らに対し、ドローン(無人機)が今後も欧州各国に飛来し、国民は安心して眠ることができなくなるだろうと警告した。

メドベージェフ氏の発言に先立ち、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のルーマニアは、同国南東部の集合住宅の屋根にロシアのドローンが衝突したと発表。NATOのルッテ事務総長はロシアの無謀な行為を非難し、「NATOは同盟国の領土を1インチたりとも守る用意があることを確認した」と表明した。

メドベージェフ氏は声明で、ドローンがどの国のものかまだ確認が必要だとしつつ、欧州の「無力な」指導者らは、ロシアとの戦争に直接関与しているため、今回の事案を巡って怒りを表明するのはやめるべきだと指摘。「こうしたことは今後も起きる。覚悟しておくべきだ」とし、「戦争は続いている!EU加盟国の市民は安らかに眠ることはできないだろう」と警告した。

その上でメドベージェフ氏は、特にウクライナ向けのドローンが製造されている地域では、こうした事件が今後も続く可能性が高いと述べた。

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