[ローマ 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は29日、現在のエネルギーショックが持続的なインフレに転化するのを防ぐため、ECBは「適時かつ慎重な方法」で行動すると表明した。

ローマで開かれた伊中銀の年次会合で発言し、先行きのインフレ見通しを踏まえると、ECBによる金融政策の「再調整」が必要とされているように見えると述べた。

6月10─11日の次回理事会では、エネルギー価格上昇の波及度合いを見極めることが極めて重要になると指摘した。イラン戦争が速やかに決着したとしても、原油・ガス価格が早期に正常化する可能性は低いとの見方を示した。

消費者のインフレ期待が高まっており、企業はすでに値上げを計画し始めていると述べた。それにもかかわらず金融市場における中期的なインフレ期待はECBが目標とする2%にしっかりと固定されたままだと指摘した。

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