Maria Martinez Friederike Heine
[ベルリン 29日 ロイター] - 独連邦雇用庁が29日発表した5月の雇用統計によると、失業者数は季節調整済みで1万2000人減と、予想に反して減少した。ただ雇用庁は減少が一時的要因によるものだと指摘した。
ロイター調査では1万人の増加が見込まれていた。
雇用庁は今回の減少について、4月の弱い数字に対する反動が主な要因である可能性が高いとの見方を示した。
季節調整済みの失業率は6.3%と、前月から0.1ポイント低下した。
雇用庁のナーレス長官は声明で「失業者数は減少したものの、今年の春の景気回復は本格的な勢いを欠いている」と述べた。
エコノミストは、企業がイラン情勢などの地政学的ショックに対応する際、人員に関する決定を遅らせる傾向があるため、失業者数は今後数カ月で増加する可能性が高いと警告している。
季節調整前の失業者は295万人と4月から5万8000人減少し、5カ月ぶりに300万人を下回った。
求人登録件数は64万3000件と前年同月から8000件増えた。