[ロンドン 29日 ロイター] - 英国は29日、仕事から締め出される「失われた世代」発生リスクへの対策として、若者向けの就労経験と研修の枠を追加すると発表した。
前日の28日に公表された政府委託の報告書では、英国で就業、就学、職業訓練のいずれも行っていない「ニート」の若者が、現在の8人に1人から5年以内に6人に1人に増える恐れがあることが明らかになった。
政府は今年に入り、25億ポンド(33億6000万ドル)規模の若年層雇用支援策を発表、当時は20万件の雇用創出につながるとしていた。
今回の措置では、建設、医療、社会福祉、ホスピタリティーなどの分野に重点をおき、給付金を請求している求職者が対象の就労体験や政府資金による短期プログラムを含む30万件の受け入れ枠に資金拠出する。
ミルバーン元保健相がまとめた報告書は、緊急に対策を講じなければ英国は「失われた世代」が生じる危険にさらされていると警告した。