[ワシントン 27日 ロイター] - 米当局者は27日、米軍がイランで新たな夜間攻撃を実施し、軍事施設を標的にしたほか、ホルムズ海峡周辺で脅威となっていたイランの攻撃型無人機(ドローン)4機を撃墜したと明らかにした。
匿名の当局者によると、攻撃対象となった軍事施設はホルムズ海峡を望むイラン南部バンダルアッバスにある地上管制局で、5機目のドローンを発射しようとしていたという。
これに先立ち、イランメディアは、バンダルアッバス周辺で現地時間28日午前1時30分(日本時間同午前7時)頃、3回の爆発音が聞こえたと報道していた。
その後、イランの革命防衛隊に近いタスニム通信は、軍事筋の話として、革命防衛隊がホルムズ海峡を通過しようとしていた米国の石油タンカーと対峙した後、米軍がバンダルアッバス周辺を攻撃したと伝えた。死傷者や建物損傷の情報はないとしている。
今回の攻撃は戦争終結に向けた交渉が続く中で実施されたが、当局者は「これらの措置は抑制的で純粋に自衛的なもので、停戦を維持することを意図したものだ」と述べた。
トランプ米大統領は27日、イランとオマーンが和平合意の一環としてホルムズ海峡の船舶通航を共同で管理するとのイラン国営メディアの報道を否定した。
米軍は25日にも、イランに対する「自衛的攻撃」と称する作戦を実施したばかりで、イランは停戦への重大な違反だと非難していた。米中央軍によると、標的には機雷を敷設しようとしていた小型船舶やミサイル発射施設が含まれていた。