[メキシコ市 27日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)は27日、自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の見直しに向け、メキシコと3回にわたり交渉を行うと発表した。28─29日にメキシコ市で初回会合を開くとしたが、カナダとの協議については一切言及しなかった。

今週の協議は「経済安全保障と主要工業製品の原産地規則」に焦点を当て、ジェフリー・ゴットマンUSTR副代表が主導する予定という。

第2回協議は6月16日─17日にワシントンで、農業と「公平な競争条件」に焦点を当てて行われる。さらに、7月20日の週にメキシコ市で第3回協議を行う予定。

USTRは声明で「交渉は、USMCAが米国の製造業者、農家、中小企業などを含むあらゆる規模の企業に恩恵をもたらすことに重点を置く」と述べた。

一方、グリアUSTR代表とカナダ側の交渉相手であるルブラン対米貿易担当相との間では、3月上旬以降ほとんど協議が行われておらず、米加間の正式な交渉プロセスも始まっていない。

グリア代表は26日、米国はカナダとの間に「重大」な貿易上の課題があると述べ、解決は困難との認識を示した。特に、カナダがトランプ米大統領によるカナダ産自動車・鉄鋼・アルミニウムへの関税を受け入れず、日本、韓国、台湾、英国、欧州連合(EU)などの主要貿易相手国のように通商上の譲歩を交渉していないことを問題視した。

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