[ジュネーブ/ダカール 27日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日、コンゴ民主共和国東部で急速に拡大しているエボラ出血熱の流行を抑制するため、同国で続く戦闘の停戦を呼びかけた。
テドロス事務局長はXへの投稿で「コンゴ民主共和国東部は現在、疾病と紛争の壊滅的な衝突に直面している」とし、最初のエボラ感染例が報告された北東部イトゥリ州では「エボラ出血熱の発生が対応を上回っている」と述べた。
さらに、戦闘が続く中、過密状態の避難民キャンプで感染が拡大していると指摘。「爆弾が降り注ぐ中、地域社会の信頼を築いたり、病人を隔離したりすることはできない。感染拡大を抑えるため、全ての交戦当事者に即時停戦に合意するよう強く求める」と訴えた。
コンゴの反政府勢力が支配する州を含む東部3州ではこれまでに900件以上の感染疑い例と200人以上の死亡疑いが報告されている。
非政府組織(NGO)のセーブ・ザ・チルドレンによると、確認された死亡者の4分の1が子どもという。