Mathieu Rosemain
[パリ 26日 ロイター] - フランス金融大手BNPパリバのマルク・カミュ最高情報責任者は26日、同社はシステムの脆弱性を検出する強力な人工知能(AI)モデルを想定してサイバーセキュリティーの防衛を強化していると明らかにした。新興企業ミストラルとの合同記者会見で語った。
欧州の銀行は、サイバーセキュリティーに焦点を絞ったAIモデルへの対処で米国勢に後れを取るとの懸念を表明している。
カミュ氏は、米AI開発企業アンソロピックが開発したAI「クロード・ミュトス」に「一部の銀行、特に欧州銀がアクセスできない」ことが市場を揺るがしていると述べた。
同氏は「状況を一変させたのは、脆弱性への対処スピードと規模だ。一度に多くの脆弱性が発見されている」と指摘。そうした根本的な変化に「我々は極めて懸命に取り組んでいる」と述べた。
BNPパリバとミストラルは会見で、両社は2023年に開始した提携を拡大してきたと説明した。