Sriparna Roy

[26日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリー は26日、ワクチン開発企業3社を合わせて最大38億ドルで買収すると発表した。これにより、感染症予防分野への進出を強化する。

買収に合意したのは米キュレボ(Curevo)、スイスのリマテック・バイオロジクス(LimmaTech Biologics)、米ワクチン・カンパニー(Vaccine Company)の3社。イーライリリーは肥満症治療薬の需要急増によって得た資金を原資に相次いで買収を進めている。2026年の買収支出額は、過去数年間のペースを上回っている。

今回の買収により、同社は他の開発パイプラインの拡大に注力するために近年後回しにしていた感染症分野に改めて本格進出する。

同社の最高科学・製品責任者(CSO)であるダニエル・スコフロンスキー氏は「今回の買収は、病気の症状の治療ではなく、その根源からの予防を目指す意図的な戦略を反映している」と説明した。

米金融大手シティのアナリストジェフリー・ミーチャム氏は、各ワクチン開発会社について、長期的な神経学的および腫瘍学的リスクに関連するウイルス性病原体に焦点を当てており、イーライリリーの既存の関心事項と一致しているとの見方を示した。

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