[ワシントン 26日 ロイター] - ロシアのネベンジャ国連大使は26日、国連安全保障理事会の会合に出席予定だったアリモフ外務次官に対し、米国がビザを発給しなかったと明らかにし、国連本部協定に基づく米国の義務違反だと非難した。
中国の王毅外相が議長を務める安保理の会合で発言した。同氏によると、アリモフ氏はこの会合に出席する予定だった。
ネベンジャ氏は「ロシア代表団は王毅外相の招待に基づき、国連関連事項を所管するアリモフ外務次官を代表として、本日の会合に出席するはずだった」と説明。「しかし、米国側にビザ発給を求めあらゆる手を尽くしたにもかかわらず、最終的にビザは発給されなかった」と述べた。
ネベンジャ氏は、国連本部協定に基づき、ニューヨーク国連本部へのアクセスは「全ての加盟国の当局者に対し、例外なく提供される必要がある」と指摘。ロシアはこの問題を「安保理議長国である中国に対する重大な非礼であり、本日の議題である国連憲章を軽視する」ものだとみなしていると非難した。
米国務省と米国国連代表部は、ネベンジャ氏の発言に関する質問に対し、すぐには回答しなかった。