Ariba Shahid
[カラチ 26日 ロイター] - 中国とパキスタンは26日、共同経済回廊の開発を強化し、グワダル港を地域の連結ハブとして確立するために戦略的関係を深化させることについて、「新しい広範な共通認識」に達したと発表した。
パキスタンのシャリフ首相が北京訪問を終えた際に共同声明が発表された。
声明は「双方は合意されたモデルの下、第三国が『中国・パキスタン経済回廊(CPEC)』の開発に参加することを歓迎する」と述べた。
両国は、中国の「一帯一路」構想の旗艦プロジェクトであるCPECの「質の高い」発展を推進し、パキスタンのグワダル港を開発し、道路および港湾の連結を強化することで合意。これらの計画には、クンジェラブ峠や、中国とパキスタンを結ぶ主要な陸路である「カラコルム・ハイウェイ」の改良が含まれている。
またパキスタン側は、中国国民やプロジェクトに対する過激派による度重なる攻撃を受け、パキスタン国内における中国人労働者や投資の安全を確保するため、治安強化と協力促進に向けた具体的な措置を講じることを約束した。
中国は、米・イラン間の一時停戦やイスラマバードでの交渉におけるパキスタンの努力を評価すると述べた。両国は、中東和平を回復するための5項目からなるイニシアチブの早期採択への支持を改めて表明し、その実現に向けて積極的な貢献を行う意向を示した。
パキスタンは「一つの中国」原則へのコミットメントを再確認し、台湾を中国の「不可分の一部」と呼び、いかなる形態の台湾独立にも反対すると述べた。
また、中国がアフガニスタンとの対話を強化しようとする取り組みを歓迎した。