[クアラルンプール 26日 ロイター] - マレーシア当局は24日、クアラルンプールのホテルで薬物乱用を伴う同性愛者パーティーを開いた疑いで、関係した男性51人を逮捕した。
イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは、イスラム法と民法が併存する二重の法制度が採用されており、同性愛は犯罪とされている。自然に反する性行為を意味するソドミーは犯罪で、同性間の性行為や異性装を禁じるシャリア法も施行されている。
フセイン・オマル・カーン麻薬捜査局長は25日の声明で、警察が4カ所の家宅捜索で21─52歳の男性51人(うち28人が外国人)を逮捕したと述べた。また当局は、MDMA、エクスタシー錠剤と粉末、ケタミンなど、約10万3070リンギ(約2万6000ドル)相当の違法薬物を押収したと述べた。
「このグループは高級ホテルの部屋を娯楽や薬物乱用に利用していたところを発見され、不道徳な行為にも関与していたとみられている」とし、事件は危険薬物法に基づいて捜査されていると説明した。
捜索前、パーティーに参加していたとみられる男性1人がホテルのロビーで意識不明の状態で発見された。クアラルンプール病院に緊急搬送されたが到着時に死亡が確認されたという。死因の詳細は明らかにされていない。